2度目の熊野古道①
こんにちは。月子です。
初めての熊野古道ですっかり歩くことに取りつかれた私。
初心者ルートが達成できたので、さらに長距離を歩くことを計画する。
調べた結果、滝尻から本宮大社まで約40キロを1泊2日で歩いている人が多い。
それにトライし、そしていつかくるスペイン巡礼へ備えてのデュアルピルグリムへの第一歩、共通巡礼手帳も埋めていくことにする。(デュアルピルグリムになるには条件があるのでご注意ください)
私の計画。前回と同じように紀伊田辺で前泊し、滝尻から出発。途中の近露辺りで宿を取り、翌日本宮大社に到着。バスの時間次第ではその日のうちに紀伊田辺まで帰れる。もしくは本宮で宿泊して翌日帰路に着く。
またバスの時間にとらわれるのが嫌なので、宿泊する方向で検索の開始。
大好きなNYへ行く時もそうだけど、本当にいろんなブログなどの情報が役に立つ。
ネットだけで旅ができる、さらに旅の予約までできるなんて、なんて便利な世の中になったのだろう。
と感動していたら、近露付近の宿は電話予約しか受け付けていないし、しかも宿の数自体も多くないし宿泊できる人数も少なそうだ。
検索に検索を重ねた結果、近露より少し先の継桜にあるお宿と何度か日程のやり取りをして予約完了。
そこはメールでやりとりができたんだけど、5月の私が希望する日はいっぱいで結局6月になってしまった。
その日に合わせて紀伊田辺では前回と同じ宿を取る。
本宮のお宿も大変数が少なかったのだが、なんとか確保することができた。
宿が少ないと宿の空き状況に合わせてこちらの日程も変動していくんだなと実感。
私は割と日程の融通が利く仕事なので、休息日もいただき5日間も休みを取った。
宿が決まったら後は行って歩くだけ。
またあの空気に触れられるかと思うと楽しみ。2019年6月の話。
鞍馬
こんにちは。月子です。
鞍馬辺りの京都トレイルの一部を歩いた2018年12月の話。
初めての熊野古道の後、12月なのに割りとあたたかくて気持ち良かった日。
1人じゃなく4人だったので、ついていくーと気楽に参加。
出町柳で集合し、コンビニでお水やスープなどを購入。めったに乗らない(私は初めて)叡電で鞍馬まで向かう。
初めての熊野古道の後にハイカットの靴は大げさかと思い、モンベルで靴を購入した。これが自分の知識のなさもあったけど、店員さんも知識がなかったようで後々痛い目に合うのだが、この時はまだ知らないのである(泣)
パンツとの色の相性はバッチリ!だったのだが、、
鞍馬の駅で大きめの天狗がいた。たしか雪かな、鼻が折れたんだけどこの直前に復活したというニュースを見た。駅を出て鞍馬寺。
なんだか寒々しいかんじで人は少ない。トレイルを歩きそうな人もいない。そしてこんなとこから?という所からトレイルが始まる。
始まってすぐにかなり急な登りで、息は切れるし、まだライトダウンを着ていたので途中で脱ぐ。
私より若い3人はひょいひょい行くけど、やっぱ登りは苦手だな。。心肺機能が低いのか。
そこから下ったり平坦だったり、家が集まる地域が出てきたりもして進む。
途中の公園にトイレがある場所があるので、そこで休憩がてら済ませるのが良さそう。
人気のない場所でお湯を沸かしてくれて、スープやコーヒーを飲む。
その写真はないんだけど立ち止まると寒かったので、あたたかいものがとっても嬉しかったし元気出た。
自然の中で飲むコーヒー。コンビニのインスタントのものでもすごくおいしく感じた。
ゴールの場所から国際会館までバスに乗り、地下鉄へ。それぞれ都合いいの場所で解散した。
他に歩いてる人はおらず、地元の人が散歩しているような道だった。天気や気候に恵まれて、外でいただくあたたかいコーヒーのおいしさを知る。
靴の様子は、下りになると爪先が当たって痛いなーというかんじ。
見た目は特に変わりはないけど、これがのちのちの痛い目につながるのである。
初めての熊野古道⑦
こんにちは。月子です。
「発心門王子」から「熊野本宮大社」まで初めて歩いた2018年12月のことを振り返り中。
やっと熊野本宮大社に到着し、お参りを済ます。
流れは逆だけど、しょうがない。長い階段を下り、振り返った所。
正直足が結構ガクガクで、転ばないように気をつけながら降りた。
そしてこちらが正面。振り返って一礼し、大斎原へ向かう。
遠くからでも大きすぎる鳥居。これがちょっと寄り道で見えたもの。
ラスボス感はんぱない。歩きながら1人テンション上がってた。
逆光もまた良し。かっこいいぞ。
中の雰囲気?オーラ?パワー?がきりっとしつつ穏やかなウェルカムさもあって(全くもって個人の感想です)、私は好きだった。
たぶん一部とはいえ歩いてきた達成感とかも上乗せされている。
それでもこの鳥居の大きさは包容力にも感じられて、私は癒されたのだ。
癒された後は、バスの時間まで少し余裕があったのでお蕎麦をいただいた。
窓から見える紅葉もいろんな色があってキレイだった。
バスに乗って紀伊田辺まで戻り、パンダのくろしおに乗って帰宅。
やったことないことできるかわからないこを、まずやってみるってことが自分の自信につながるなーそれができたらさらに自信にプラスされるし。失敗したとしても、やってみたことは少なくとも自信になる。
マイナスの要素はなかった。しかもたどり着いた場所は優しく迎えてくれて、初めての熊野古道は私に癒しと自信をくれた。